茶心伝心
日本最大の茶産地静岡の掛川から、新人のyeteaがお茶にまつわるいろんなことを発信します!

やきものにお茶が使われるワケ

さて、先週の問題にコメントがつかないので、
正解を発表します。


どうして呉須にお茶を使うのか?


お茶には「タンニン」という成分が含まれており、
これが呉須に含まれる鉄分と結合して、色合いや、
描画の際の筆の運びをよくすると言われています。


そして適度な粘り気ができ、絵付けしやすく、また素地に密着し
はがれにくくなるそうです。
コツとしては濃〜いめのお茶を使うこと。


呉須が使われ始めたのは中国の元の時代。
それから朝鮮を渡り、江戸初期に九州の有田へ伝えられました。
この技術も一緒に伝わってきたのでしょうか・・・


本当にお茶って、いろんなところで使われているんですね!
もともとは「薬」として貴重なものだったお茶。

これからもビックリするような利用法、探していきます!!!

お茶トリビア

さて、予告どおりの「トリビア」ネタ。

前回の窯元訪問でのある陶工さんとの会話です。


yetea  :「これから日本茶をより多くの方に楽しんでもらうため、
       器にもこだわりを持ちたいと考えてるんですが・・・」
陶工さん:「それはとても大切なことですよね」
yetea  :「何か面白い試みってありますか?」
陶工さん:「そうねぇ・・・このあたりはお茶の消費量は結構多いんですよ」
yetea  :「皆さんコーヒーよりお茶派なんですか?」
陶工さん:「そうじゃなくて、やきものを作るときにお茶を使うんです
yetea  :「えーポカーン????????????」


焼き物を作る人なら、その過程で「お茶」を使うことは
みんな知っているのだそう。


では、どの工程で、どうやって使われているの???


やきもののつくりかたは

  形を作る(成形)
     ↓
  乾燥、素焼き
     ↓
  下絵付けをして模様を描く
     ↓
  釉薬というクスリをかけ、再度焼く
     ↓
  再び絵付け、焼きの工程
     ↓
   できあがり と、簡単にいうとこんな感じ。


この「絵付け」で使う絵の具に緑茶を混ぜるのだそうです!!
特に「呉須(ごす)」と呼ばれる絵の具に使われるとのこと。

有田焼に代表される藍色が呉須なんですね。

20070612100228.jpg

市之倉で見つけたお気に入りのさかづき。もちろん呉須を使っています。

呉須はコバルトを含んだ鉱物で、絵付けをする際には
呉須を乳鉢でよ〜く摺り、緑茶を加え、よく練ります。

そうすると適度な粘り気がつき、筆の運びもよく、
描いた部分に触れてもはがれず絵の具のつきがよくなります。

何よりできあがったときの発色がいいんだそうです。


みなさん、ごぞんじでした?
知らなかったのは私だけ?


では、どうして呉須に「緑茶」を使うのか、わかりますかー?
分かった方、どしどしコメントくださいね!


答えはあとで発表します!

プロフィール

yetea

Author:yetea
佐々木製茶のただ一人の県外出身者です!見た目はコワいが中身はミルい、まだヨチヨチ歩きです。

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