茶心伝心
日本最大の茶産地静岡の掛川から、新人のyeteaがお茶にまつわるいろんなことを発信します!

塩の道

荒茶工場の裏に「塩の道」という碑があり、
なんだろう気になったので調べてみました。

20070626_04saltroad.jpg


昔むかし大昔、内陸に人が住み始めるようになると、
自然と塩を求めて道ができました。


その道は日本海〜アルプス〜太平洋までの約350キロにわたり、
多くの物産や文化交流を育む重要な生活ルートになりました。


中でも、隣の牧之原から信州へ続く「塩の道」は
別名『秋葉街道』といわれ、掛川は日本列島の
東西を貫く東海道と交わる地点として栄えたそうです。



「敵に塩を送る」ということわざもこの塩の道から生まれました。
感慨深いなぁひよこ@音符


何気なく毎日通っている道ですが、ふと立ち止まってみると、
意外な景色が目に入ってきます。
皆さんが普段通っている「道」も、よく見ると大発見が
あるかもしれませんよ〜笑い。


..................................................

「敵に塩を送る」って言うことわざ、私は今までよくない
意味で使うのかと勘違いしていました。本当は、とても心の広い
ことに使うんですねー。知らなかったー。

味が見える

先日お会いしたお水の先生に紹介いただき、静岡「お茶と水研究会」主催の公開講座に参加しました。
この「お茶と水研究会」は、お茶好きな人、大学の先生やメーカーさんなど
いろいろな方の集まりで、その名のとおり、お茶と水の関係を研究しています。
例えば、同じ茶葉を東京、大阪、静岡それぞれの水道水でいれた場合、味や色、香りにどのような違いが出るのか?とか、市販のミネラルウォーターとお茶の相性は?とか。

今回のテーマは「お茶の味覚をセンサーで分析する」


私たちが舌で感じる味覚(甘味、苦味、酸味、塩味、旨味、渋味)を「味覚センサー」が数値化しちゃうという面白い話でした。
人間の舌感覚を機械化した「味覚センサー」を使うと、味を客観的に数値化できます。新商品を開発する場合、競合商品の味の傾向や、ターゲットとする年代の嗜好、地域で好まれる味など味を分析する上で強力なツールになるんですね。
面白かったのは参加者の味覚が味覚センサーのデータと同じ結果が出るか比較するという実験。市販のペットボトル緑茶5種類を飲んで(中身は内緒のまま) スッキリ味、渋い&濃い味、旨味が高い味の3種類を選び、
味覚センサーのデータと照らし合わせ、比較します。
サンプルは 伊右衛門 濃いめ伊右衛門生茶おーいお茶 濃い味おーいお茶 の5種類。
その結果、渋味&濃い味だけ一致!(ちなみにおーいお茶 濃い味
私のベロは当てにならないということですか???味覚には自信あったのに〜落ち込み


現在、香りを数値化するセンサーを開発中とか。完成したら対決したい〜!ピース★


おまけ。
研究会の方が韓国で大変貴重な「銭茶」を入手され、拝見することができました。
coin.jpg
昔の古銭の形からこの名前がついたと思います。香りはプーアールのような、紅茶のような香りでした。残念ながら飲むことはできなかったものの、初めて韓国産のお茶を見ることができ、感動!


これから自分の味覚力を高めるべく、おいしいものをいっぱい食べようと思います。cake

ロシアお茶事情

昨日の露鵬関、白露山関の来社が新聞に掲載されました!

中日新聞↑記事拡大はクリック

20070620172102.jpg
静岡新聞↑記事拡大はクリック

これにちなんで、ロシアのお茶事情を少し。


ロシアでは紅茶がよく飲まれています。


ロシアンティーといえば、紅茶にジャムやウォッカを
混ぜて飲むと言うのが定説ですが、
実は、ジャムを口にしてから紅茶を飲む、
というのが本当らしいです。
(紅茶にジャムを混ぜてもおいしいです。カラダあったまります。)


ロシアではお茶は育たないので高級品です。
何とL社のペットボトルのレモンティーが2ドル以上するらしいえぇ
にもかかわらず、寒いロシアではみんなお茶が大好き。


「だから、ロシアに日本茶をもっと紹介したいんです!」
と関取はおっしゃってました。


russiantea.jpg

サンクトペテルブルクの高級ホテル「アストリア」にて。
ロマノフ王家御用達・ロモノーソフの茶器でアフタヌーンティー


もともと濃いお茶を作っておいて、飲むときにお湯を足して
自分の好みの濃さで楽しむ、というのがロシアスタイル。
緑茶も味の濃い中国緑茶が歴史的、立地や価格などの条件から
好まれていたようです。


緑茶は世界的な健康ブームで注目を浴びています!
日本の緑茶がロシアでブームになったら面白いですよねー!

どすこい!!

今日、大相撲の露鵬関白露山関が当社にいらっしゃいました!!!


露鵬関、白露山関はロシア出身で、史上初の外国人同時幕内力士となった兄弟。
日本とロシアの橋渡し役としても精力的に活動されています。


そして今回、ご縁があって「日本茶大好き」な露鵬関、白露山関の来社が実現!
茶畑から製茶工場、仕上げ工場を見学されました。生まれて初めてだったそうです。
roho.jpg


新聞記者さんやメディアの方もたくさん集まっていただきました。



第一印象は、「おおきいーっ!?」思っていたほどでもなく、
やはり外国人、足は長く、ブルーアイズ、長〜いまつげ。
来日して何年もたっているので日本語に不自由せず、
何より男前heart02


私は相撲はあまり詳しくないのですが、
実際目の当たりにすると、応援したくなりますねー。
角界では非常に仲のよい兄弟として知られる二人。
7月場所が楽しみぽよぽよ


稽古のあとは日本茶をがぶ飲みするという大のお茶通。
どこの相撲部屋もペットボトルではなく、ちゃんと
リーフから淹れているんだそうです。
さっすがー!


工場見学のあとは、試飲です。
当社の煎茶やフレーバーつきの緑茶など、
珍しいタイプのお茶を体験。
roho1.jpg

お二人は私たちと違う嗜好で、
食べてきた物や環境が違うと好きな味香りも違うんだな〜と
実感しました。


roho2.jpg

遠いところまでありがとうございました!
これからもた〜くさんお茶飲んでくださいねーsmile

やきものにお茶が使われるワケ

さて、先週の問題にコメントがつかないので、
正解を発表します。


どうして呉須にお茶を使うのか?


お茶には「タンニン」という成分が含まれており、
これが呉須に含まれる鉄分と結合して、色合いや、
描画の際の筆の運びをよくすると言われています。


そして適度な粘り気ができ、絵付けしやすく、また素地に密着し
はがれにくくなるそうです。
コツとしては濃〜いめのお茶を使うこと。


呉須が使われ始めたのは中国の元の時代。
それから朝鮮を渡り、江戸初期に九州の有田へ伝えられました。
この技術も一緒に伝わってきたのでしょうか・・・


本当にお茶って、いろんなところで使われているんですね!
もともとは「薬」として貴重なものだったお茶。

これからもビックリするような利用法、探していきます!!!

二番茶製造してます!

今週に入り、二番茶の製造をしています。
事務所向かいの荒茶工場からは
すがすがしい、フレッシュな香りがやってきます。
この香り大好きなんですハート


20070613144420.jpg


濃緑のフレッシュな香りが、初夏の心地よい風に乗って
広い茶畑を駆け抜ける・・・
気持ちいい〜!!


20070614163101.jpg
↑二番茶                    ↑一番茶

お茶の芽も、比べてみると二番茶の方が緑が強く、しっかりしています。


一番茶は本当に若々しい繊細な味。
香りとうまみを両方兼ね備えた上級品です。


二番茶は力強く、太陽をいっぱい浴びたしっかりさん。


アナタはどちらがお好き?

お茶トリビア

さて、予告どおりの「トリビア」ネタ。

前回の窯元訪問でのある陶工さんとの会話です。


yetea  :「これから日本茶をより多くの方に楽しんでもらうため、
       器にもこだわりを持ちたいと考えてるんですが・・・」
陶工さん:「それはとても大切なことですよね」
yetea  :「何か面白い試みってありますか?」
陶工さん:「そうねぇ・・・このあたりはお茶の消費量は結構多いんですよ」
yetea  :「皆さんコーヒーよりお茶派なんですか?」
陶工さん:「そうじゃなくて、やきものを作るときにお茶を使うんです
yetea  :「えーポカーン????????????」


焼き物を作る人なら、その過程で「お茶」を使うことは
みんな知っているのだそう。


では、どの工程で、どうやって使われているの???


やきもののつくりかたは

  形を作る(成形)
     ↓
  乾燥、素焼き
     ↓
  下絵付けをして模様を描く
     ↓
  釉薬というクスリをかけ、再度焼く
     ↓
  再び絵付け、焼きの工程
     ↓
   できあがり と、簡単にいうとこんな感じ。


この「絵付け」で使う絵の具に緑茶を混ぜるのだそうです!!
特に「呉須(ごす)」と呼ばれる絵の具に使われるとのこと。

有田焼に代表される藍色が呉須なんですね。

20070612100228.jpg

市之倉で見つけたお気に入りのさかづき。もちろん呉須を使っています。

呉須はコバルトを含んだ鉱物で、絵付けをする際には
呉須を乳鉢でよ〜く摺り、緑茶を加え、よく練ります。

そうすると適度な粘り気がつき、筆の運びもよく、
描いた部分に触れてもはがれず絵の具のつきがよくなります。

何よりできあがったときの発色がいいんだそうです。


みなさん、ごぞんじでした?
知らなかったのは私だけ?


では、どうして呉須に「緑茶」を使うのか、わかりますかー?
分かった方、どしどしコメントくださいね!


答えはあとで発表します!

窯元めぐり

先日岐阜県に行って、窯元めぐりをしてきました。
多治見市の市之倉というところです。


ここは有名な美濃焼の産地。
『市之倉オリベストリート』とよばれ、たくさんの
窯元が軒を連ねています。
20070612100213.jpg


まだ観光地としては確立してませんが、
のんびりして、小さい窯がいっぱいあって、
リラックス&空気がおいしい四葉


20070612103815.jpg


まず、1804年に開窯した「幸兵衛窯」を見学。
展示館や実際使っている登り窯があり、
落ち着いた感じでとてもよかったです。
オススメです!


その後、「市之倉さかづき美術館」へ。
市之倉は昔は交通の難所だったので、
少ない原料で、持ち運びの便利な「さかづき」
が多く作られたそうです。


小さいうつわに広がる美しい世界。
匠の技はすごいなぁ〜!!


そして、みつるさんという、すばらしい陶工に
ご案内していただき、たくさんの窯を訪問。


カネジョウのお茶に合いそうな器、ここにも
いっぱいありましたよー!



日帰りでしたが、いろんな人と出会い、
私の脳は刺激され、新しい企画を思いつきました!!!!!
実現するべく、準備します。


次回はお茶のトリビア!
茶農家さんも知らなかった日本茶の使われ方とは・・・?

interior lifestyle

東京ビッグサイトで開催されている
interior lifestyle展へ行ってきました。

IMG_2456interior.jpg


家電、キッチン用品、雑貨など
さまざまなものが展示されていた中で、
私はキッチンゾーンをメインにチェックしてきました。

場内で写真を撮れなかったのが残念でしたが、
デザインのトレンドが一目でわかり、とても面白かったです。

海外の出展も多く、中でも個人的に目を引いたのは
カンボジアとおフランスのゾーン。

カンボジアって?行ったことのない私には
インテリアや雑貨なんて程遠い国と思っていましたが、
ブースは非常に力が入っていて、食器類、リネン、
スカーフなどの小物類などアジアンちっくなものが
いっぱーい並んでました。


このテーブルマットにはあんな茶器がいいかな・・・
と一人で完成図をうかべたりして。

そして「おフランス」ゾーン。
まさしく「お」がつく品のいい、格調高いものが
多かったです。手描きのティーセットがあり、
「これでお紅茶飲んだらどんなに優雅かしら・・・」
と思わせるような素晴らしいものばかりでした。

また、別のブースでは、すんごい素敵な
ティーポットのピルケースを発見!

どうにかして買って帰れないものかと思いましたが、
「35,000円」と言われてあきらめざるを得ませんでした。
フランスに行ったら絶対買いです!!!
IMG_2458interior2.jpg


そしてメインのキッチンゾーンへ。
取引先も出展しており、茶器を中心に念入りにチェック。
日本のブースはデザインも、使い勝手も両方いいので
見ているだけで楽しくなります。



カネジョウのお茶に合いそうな茶器もありましたよー。

日本茶の「器からのアプローチ」って面白そう。



それにしてもイタリア製の壁掛け時計、カッコよかった〜。
誰かお誕生日に買ってぇーアップロードファイル


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Author:yetea
佐々木製茶唯一の県外出身者です!お茶のことなら何でもこい?!

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